
〜結局“義務”は残るという厚労省マジック〜
「ケアマネの更新研修、ついに廃止へ!」
この見出しを見た瞬間、
「やっとか…」「これで少しは楽になる」
そう思ったケアマネ、多かったんじゃないでしょうか。
正直、私も一瞬は思いました。
でもね、記事をちゃんと読んでいくと…
あ、これ
完全勝利じゃなくて”判定負け”に近くないか?
そんな感覚が残りました。
まずは、この記事に書いてあることを超シンプルに整理します
出典:Joint介護ニュース)⬇️
https://www.joint-kaigo.com/articles/42619
今回の記事のポイントを、難しい言葉を削ぎ落としてまとめるとこうです。
✔ 更新「制」は廃止される
- これまでのように 「更新研修を受けないと資格が失効する」仕組みはなくなる
- 形式上の“資格更新”はなくなる、という意味
ここまでは、確かに朗報です。
✔ でも研修の「義務」は残ります
- ケアマネとして働く以上、 定期的な研修受講は法令で義務化する方向
- 「更新はないけど、研修は受けてね」という話
……うん、
名前が変わっただけでは?
という声が出るのも無理はないですよね。
✔ 研修を受けていないと、行政対応の対象に
- 研修未受講者には、 都道府県などが何らかの対応を取る仕組みを検討中
- 具体的なペナルティは今後整理
つまり
「更新研修はないけど、受けてないとチェックは入る」
これ、実質どう違うんだろう…と思った人、正直に手を挙げましょう。
更新研修廃止を願っていたケアマネ、厚労省の“やり方”に負けてない?笑
現場の感覚で言うと、こうです。
- 更新研修 → 廃止✨
- 研修義務 → 継続(法令で明確化)
- 未受講 → 行政対応の可能性あり
……あれ?
更新研修という名前を消して、
研修義務をレベルアップさせただけでは?
これ、
「制度としては整理した」
「専門職として当然」
そう言われたら反論しづらい。
でも、現場目線で見ると
負担感が劇的に減る未来が、まだ見えない
というのが正直なところじゃないでしょうか。
しかも、説明がややこしい笑
ケアマネ同士の会話でも、もうこんな感じです。
- 「更新研修なくなるらしいよ」
- 「え、じゃあもう研修受けなくていいの?」
- 「いや、義務は残るらしい」
- 「え?じゃあ何が変わったの?」
……これ、一般の人に説明できます?
私は無理です笑
厚労省としては“理屈は通っている”…でも
冷静に見れば、
- ケアマネの専門性確保
- 研修機会の柔軟化
- 事業者側の配慮要請
- 労働時間としての評価検討
など、方向性としては理解できる部分もあります。
ただし、
現場が一番期待していた
「精神的・時間的な解放感」
ここには、
まだ手が届いていない気がするんですよね。
冷静に見れば、
- ケアマネの専門性確保
- 研修機会の柔軟化
- 事業者側の配慮要請
- 労働時間としての評価検討
など、方向性としては理解できる部分もあります。
ただし、
現場が一番期待していた
「精神的・時間的な解放感」
ここには、
まだ手が届いていない気がするんですよね。
厚労省としては“理屈は通っている”…でも
冷静に見れば、、
- ケアマネの専門性確保
- 研修機会の柔軟化
- 事業者側の配慮要請
- 労働時間としての評価検討
など、方向性としては理解できる部分もあります。
ただし、
現場が一番期待していた
「精神的・時間的な解放感」
ここには、
まだ手が届いていない気がするんですよね。
まとめ:これは「勝った話」なのか?
個人的な感想を一言で言うなら、
更新研修廃止を願っていたケアマネ、
厚労省の制度整理にうまく包まれた感ある笑
制度として前進なのか、
名前だけ変えた再設計なのか。
本当の評価は、
数年後の現場の息苦しさがどうなっているか
そこではっきりするはずです。
少なくとも今は、
「やったー!」より
「うーん…結局ややこしいな」
そんな空気が漂っている気がします
