ケアマネージャーという私の仕事について👨‍💻その①「ケアマネになるまで」

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ケアマネージャーとは

私が現在している仕事はケアマネージャー(正式な名称は介護支援専門員といいいます)ここからの説明は私自身が読者の皆様に伝わりやすいよう、かなり砕いて説明しておりますので、もう知っているよっていう方や詳しい同業者の方に対しては物足りない説明かも知れませんのでご了承ください。ではケアマネとは👇から説明を簡単に。

介護保険法の基に介護認定を受けた(介護被保険者証を持っている方)が介護保険サービス利用したい時に、その介護保険サービスが本人・家族のニーズに沿って必要か検討しながらケアプラン(計画書)を作成し該当する事業者を本人・家族と選んでサービスが提供出来て自立した生活が営めるよう支援する仕事です。

私がケアマネージャーになろうと思ったキッカケ

高校卒業後、親の勧めで理容学校に進学する為、小さい離島から沖縄県本島に移り、理容専門学校に進学し卒業し暫く、若気の至りに当たるかわかりませんが理容の仕事から離れ色んなバイトをしながらフリーター(今は死語ですか?)しながら細々と趣味の空手しながら、お金ないのに楽しいお酒を楽しいお仲間さんと飲みながら生活をしていたところ、彼女が出来た事で勝手に結婚生活まで想像し、

ちゃんとしないとな〜とバイト生活から卒業しようと決め、改めて理容の世界に足を踏み入れて職人として本腰入れようと24歳頃に理容店に就職しました。どの世界もそうですが下積みというのは

まぁまあキツイものです(笑)あたり前ですけど、就職した先の理容店で休日を利用し高齢者施設で、

おじぃちゃん、おばぁちゃんの髪をカットするボランティアによく出向いていた時、楽しく会話しながら髪を切って整えて喜んでいる姿を見ていると嬉しく仕事していました。と同時に

周りで介護する介護職のスタッフの仕事が気になり、なんだか「自分って福祉の仕事の方が向いているのかなぁ〜」と漠然と思いながら時を過ごしていたら、理容師という仕事の素晴らしさも感じながらも

福祉の仕事に対しての想いが膨らみ、恥ずかしい話しですが理容師は半ば逃げや諦めもありつつ

介護職の仕事のプロセスを本で調べケアマネという仕事の存在を知り、ステップアップする過程を確認し、そこを目指してみようと思い行動に移しました。

ケアマネになる為の道のり

まずはスタートとして無資格でしたので、どこに行けば福祉・介護の仕事に就けるのかを求人誌で調べると無資格でホームヘルパーが出来る団体を探し雇ってもらいました。(無資格と伝えましたが一定の研修をして重度訪問介護従業者研修修了というものを修了して現場に派遣)

障がい者の利用者宅へ訪問し家事・身体のヘルパー業務を行うことが主な仕事です。福祉の仕事としての原点を学んでその後、社会福祉協議会の臨時職・介護デイサービス・障がい者福祉施設・就労支援と渡り歩いて働かせて頂いた事で視野も広がり、その間、介護福祉士を取得して当初の目的であったケアマネジャーの試験の受験資格要件(当時は5年、現在は資格経験によって変わっているそうです。)を満たし試験を受け1回目の試験はモチロン落ちて(笑)2回目の試験でようやく受かり、現在の仕事に就いています。合格率は沖縄県で当時、13%くらいで自分にとっては難しい試験って思い出が残っています。あと1点取りこぼしていたら落ちていただけに本当にラッキーで受かったようなもんです😢

ケアマネの試験に受かってから仕事に就くまで

ケアマネの試験✏️(筆記試験)にようやく受かっても直ぐに仕事には就けません。なぜなら試験の後に

実務者研修という研修が10日間程、3ヶ月に分けてケアマネの現場に就くまでの研修を受け、全日程修了して晴れてケアマネと名乗れるらしく当時の自分は「難儀な試験受かったんだから、早よ資格くれんかい!」って思っていたのですが、いざ現場に就くと利用者の前では新米でも一人前のプロのケアマネとして見られ、相当なプレッシャーを感じてしまったので、実務者研修の大切さを身に持って知りました。(今でもニーズに応えられるか緊張の連続ですが…)

私がケアマネとしての実務がスタートしたのは地域包括支援センターという各市町村に設置されている高齢者が住み慣れた地域で「住まい」「介護」「医療」「予防」「生活支援」といった必要なサービス・支援を受ける行政から委託された相談窓口の機関でケアマネとしての一歩として踏み出しました。

そんなこんなで現在もケアマネとして活動していますが、自分の経験から読者の皆様に、

介護に携わる機関や窓口、支援の受け方を紹介して行けたらと思っています。

次回は「地域包括支援センター」についてお話しさせて頂きます。