すべての道は正しい道である 『アランの幸福論』より

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今日のロンリー思考とアランの言葉

今日はどんな1日でしたか?

ドンマイな1日でしたか?

それともラッキーな1日でしたか?

そんな俺氏はというと──

「あの時、こうすれば良かったかな」

「あの時の決断は今の自分に良い結果をもたらしているのかな?」

そんな“やや後悔より”の自問自答で、ロンリーな思考にどっぷり浸かる1日でした。

仕事では楽な方を選んだのかな?

人間関係では、俺氏の思い込みで一方的に決別してしまったのかな?

考えだすとキリがないとわかっていても、一度ロンリーな思考に陥ると沼から這い上がれない──そんな44年間を過ごしてきた俺氏です。

けれど最近、入院を経て手に取ったのは、中村天風やアランといった哲学者たちの本。

自己反省から始まる、ちょっぴり背伸び気味な“自己満成長”を試みています。

そんなロンリーな1日を優しく包み込み、

「今日は今日でお前のベストだよ。胸を張れ」

と、言い聞かせてくれるアランの一節に出会いました。


『アランの幸福論』より

すべての道は正しい道である

だれも選択などせず、

ただみな立ち止まらずに歩きつづけている。

しかも、すべての道が正しい道である。

人生の極はまだやこの仕事内容のことを言うのではなく、

しっかり送り返ることにある。

人は自分がすでに選択したことに、

しなかったことに、運命のしるしを見つけたがる。

しかし、そうした選択に人は縛りつけられていない。

なぜなら、本質的に悪い運命などなく、

自分がそうしたいと思えばどんな運命もよい運命だからである。

(『アランの幸福論』#073 ディスカバー社出版 引用)


この一節を読むと、不思議と俺氏の胸に風が通り抜けるような感覚になり、

「まあ、あの時はあの時のベストだったんだ」

と、後悔攻めを一旦やめることができました。笑

(一旦、というのは、またロンリー思考に落ちることもあるだろうなという自己予想も含めてですが…)

でも大切なのは、そのたびに“先達の知恵”や“良い思考”を参考にして、少しずつ人生を肯定的に歩いていくこと。

俺氏はそんな歩みを、これからも続けていこうと思います。

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