燃えよ剣 上巻を読んで📘

今さらながら読んだ。上巻。七里との果し合い?策略?が待っている。ここから下巻からは薩長の増強から徳川幕府の衰退(史実ではフランスをバックに幕府は強化され始めていたそうだが)を背景に新撰組は隊の粛正から内部分裂していきながら

時を選ばれた薩長土率いる官軍と対峙しないといけなくなる。

近藤の降伏から沖田の死。そして函館と…続く。


史実で歴史家の先生方からは司馬遼太郎の歴史観にどうこう論議されている昨今。それはそれで本来、歴史を学ぶ人物に学ぶ。という点では極至極な知識の得方だと思う。

しかし

当時を生きた先人達の命懸けは時代を越え口伝、文伝でしか推測されない。

コロナ禍以前から人対人の軽薄さはSNSを通じて密接になった匂いはあるが中身はというと。。無論、私もその中にいる現代人である事は否定しないし

わりかし居心地を感じる利便性も好んでいる。

今回、読み進めている小説の中身は人と人が生身でぶつかり合う本気の理屈である。

よって現代を生きる私は

ロマンチックに触れてる事をたまに選びます。

迷い人だから(笑)自分自身の奥底にあるロマンを呼び起こしたいという願望から…

土方の曇りない眼差しで生き抜こう。いや死を迎えようとした生き方をとくと拝読し、時代の流れより

生き方を重視したロマンチックな土方歳三が私解釈で

函館の死地から蘇ります。